パラグアイのグリーンパロサント(本緑壇)の
先住民の木彫り。
マテ茶カップを開くとそこには
サグラダファミリア(聖家族)が!
芳香を放つ小さな聖堂です。

2025年3月29日
パラグアイのチャコ地方に記録的な大雨が降り、
その被害が深刻なものとなっています。
パロサントの木彫り職人である
先住民代表のニヴァクレ族フェリックス氏の
自宅や家具など浸水被害に遭いましたが、
政府からの援助がないため家屋の修理なども
資金がなく、パロサントミドリでは
復興の支援を始めました。
nadaでも今まで先住民の木彫りをご購入して
いただいたお客様からの支援金を送金するとともに、
彼らの作った美術的価値がある素晴らしい
木彫りを今までは大切に保管しておりましたが、
この機会に販売し、売り上げの一部を復興金として
支援させていただくことにしました。
住むところが安定し、心穏やかに
作品作りができますように。
皆様のご協力をお願いいたします。
また、復興の支援にご協力してくださる方が
いらっしゃいましたらご連絡ください。
このマテ茶カップを開くと
少しずつ見えてくるのは・・・・
サグラダファミリア「聖家族」
子供の赤ちゃんキリスト様
左側がマリア様、右側がヨセフ様です。
キリスト様の頭上には三位一体、
平和の象徴の鳩が生誕をお祝いしています。
「マテロ」とは、パラグアイで飲まれている
マテ茶のカップのこと。
このカップを開くと小さな聖堂ができるという
とても楽しい作品です。
※念のため!
このカップは飲料用ではありませんよ。
パラグアイでは、このカップはいつもは閉じておき、
クリスマスイベント前に開いて飾るそうです。
マテロカップはグリーンパロサントでできています 。
顔を近づけて香りをお楽しみください。
キリスト様などの木彫りは「Guatambu」という樹から彫られています。
十字架のような鳩を中心に、
イエスキリスト様の家族が
飾られ、神聖な気持ちになる作品です。
パラグアイの人たちが大好きなマテ茶。
そのカップにまさか神様たちがいるとは・・・。
どんなものの中にも聖域があるという精神を
感じます。
神の木とよばれるグリーンパロサントは
こうした神様の安置所にとてもふさわしいですね。
グリーンパロサント は日光にあたると化学変化を起こして
次第に深緑色に変化します。
マテロカップは経年で深緑に変色し、神様たちの色が
白く美しく浮かび上がると思います。
なぜ神様がパロサントで作られていないんだろう・・・
と思っていたのですが、木の特性から
よく考えて作られているんだなと気づいたときは
とても感動しました。
あなただけの聖域をぜひ永年お楽しみください。
木の乾燥が気になる時は、オリーブオイルを薄く布につけて、
カップを優しく拭きそのまま置いてください。
先住民の木彫り作品販売につきまして
お買い上げの一部10%を先住民の
方への道具代として還元いたします。
パラグアイの奥地で電気のない生活の中、
すべて手作業で世界一硬い木を削って
作っています。
道具類代を還元することにより、
これからも彼らの生活の糧となる
木彫りが続けられる手助けになります。
パラグアイのグリーンパロサント につきましては
こちらをご覧ください。
日本人がパラグアイ現地にて立ち上げたPALOSANTO MIDORIの工房にて
製品を販売しています。
先住民の人たちについては
こちらの記事をご覧ください。
※レターパックでの発送はできません。
☆仕様
■寸法
本体 高さ約10cm, 直径7cm
広げた状態 横幅:最大17.5cm
■素材と製法
グリーンパロサント (本緑壇),Guatambu,コットンひも
■原産国(原産地)
パラグアイ共和国
☆納期
■ご注文日より、2〜3日
☆返品について
■商品到着後、できるだけ早めにご確認下さい。
到着日より2週間以内でしたら返品、交換可能です。
返品の場合は、当店に商品到着後(着払い可)、
破損個所や不具合を確認させて頂きます。
1週間以内にお客様の口座に全額お振込致します。