PALOSANTO MIDORI スタッフご紹介
〜ジョンさん編〜 2023年5月
パラグアイのPALOSANTO MIDORIから、
オーダーしていた
グリーンパロサント のリングが届きました!

オーダーしていただいた皆様、
ありがとうございました。

PALOSANTO MIDORI の工房で、職人さんが
ひとつひとつ丁寧に作ってくださいました。
届いたリングを並べてみると、それぞれ形も違うし
木目も色も違いました。
手作りの美しさを感じる繊細なリングです。
リングにはオプションとして、イニシャルの刻印も
希望者におつけしました。
レーザー刻印ですが、細いリングに焼き付けるのは
とても 神経を使う細かな作業です。
その作業を担当されたのが、工房のスタッフの
ジョンさんでした。

この方がジョンさんです!
ジョンさんについては、MIDORIの社長の
立川さんの大学の後輩で、立川さんに誘われて
パラグアイに行き、そのまま一緒にお仕事を
していると伺っていました。
時々商品の問い合わせをしてサンプルを
作成した際の着用モデルとして登場。
私としては、経歴とお名前とMIDORIでの
立ち位置がとても気になる人物でした・・・。
↓この時は、パロサントの大玉でロザリオを
試作していただいたものを着画したもの。
さすがに苦笑いなジョンさんでしたね・・・。

それはさておき、気になっていたジョンさんに
インタビューさせていただきました。
地球の裏側で頑張っている若者のお話を
ご一読ください!
(Q)ジョンさんは本名ですか?
どちらの国のかたですか?
(A)本名は 相川 勇樹 と言います。
群馬県出身の純日本人です。
パラグアイで日本人の名前は馴染みが薄いので、
みんなに覚えてもらいやすいよう Jon と名乗って
います。
由来は身につけている丸メガネで、これが
ジョン・レノンモデルというところからきて
います。

(Q)パラグアイには立川さんに呼ばれて来て
そのままパラグアイ人の方と最近ご結婚された
ということでおめでとうございます。
立川さんの出会いとパラグアイに来た経緯を
簡単に教えてください。
また奥様との出会いもよろしければ
お聞かせください。
(A)立川さんとは大学の同じ研究室で、2年違いの
先輩後輩という関係です。
研究室の教授は学生を海外で働かせ色々と
経験を積ませるビジョンを持っていて、
チャンスがあればどんどん後押しを
してくれる方でした。
私もそんな先輩方の姿に憧れて海外で働きたい
という気持ちを持っていました。
実際、学生の時にベトナムの建築事務所へ
インターンに行ったこともあります。
そんな中、ちょうどパラグアイで働いていた
立川さんにお声がけいただき、パラグアイに
来ました。
奥さんとの最初の出会いは共通の友人で、
何度かみんなで遊ぶうちに仲良くなったのが
きっかけです。
私は絵を描くのが好きなのですが、彼女も
アーティストだったので意気投合しました。
MIDORIで働いていた時期もあり、今は
SNSなどの広告や
動画編集をするデザイナーとして働いています。

奥様とのツーショット
(Q)パラグアイに初めて来たときの感想と今の
パラグアイへの思いをお聞かせください。
(A)当初はパラグアイについてすらもよく知らず、
とにかく海外にでたい!という若者特有のパワー
だけで来ましたので、もらえる仕事を
がむしゃらに頑張ろうという気持ちでした。
日本のような便利さやほしいものがすぐ手に
入るような環境ではありませんし、新しい
ことをどんどんやっていこう!といった
国全体のモチベーションみたいなのが
少ないのですが、そこが実はパラグアイ
らしさなんだなと考えています。
世界情勢がどんどんとイノベーションされ、
日本も隣国との関係が常に緊張状態が
あるなかで、おおらかに社会が進んで
いくことに 安心感を感じています。
このパラグアイらしさはこの先もずっと
続いてほしいなと思います。
(Q)グリーンパロサントを立川さんと発見したとき
のご感想、
ジョンさんにとってのグリーンパロサントとは
何ですか?
(A)元々は建築・デザインの仕事としてパラグアイに
きたので、まさか自分達で木工のブランドを
立ち上げてここまで成長させるなんて考えても
いませんでした。それなので 、最初は珍しい木が
あるんだなぁ程度の感想でしたね。
それから少しずつ商品を作りながらパロサントに
ついて調べたり、実際にチャコへ行って木を
見たり、インディヘナの村を訪れて彼らの
生活を体験したりと、背景や抱える問題を知るに
つれて貴重さを感じるようになりました。
(Q)ジョンさんにとってPalosannto Midoriという
会社とは。
ミドリではどういったお仕事をされているの
ですか?
(A)1から成長を共にしてきたので、パラグアイの
生活で築き上げてきた一つの結晶と表現
しましょうか。
ただの仕事としての側面ではなく、さまざまな
ものが詰まっています。
立ち上げ当初は立川夫婦と私の3人しか
いませんでしたので、デザイン、製造、
パッキングなど全てを行っていました。
嬉しいことに現在は仲間が増えたので、
新商品や個別注文のデザイン製作、
レーザー刻印、品質チェックなどの担当を
しています。

写真左からジョンさん、立川さん、立川さんの妻
いずみさん、営業マネージャー峯さん
最初は峯さん以外の3人で工房を立ち上げた。

現在は工房の仲間が増えて、アットホームな雰囲気。
信頼できる仲間と日々製作している。
(Q)奥さんの手料理で一番好きなものを教えて
ください。
(A)どの料理も好きなので一番を決めるのは難しい
ですが、心に残っている料理は、ラザニア、
豚汁、オリジナルラーメンの3つです。
(Q)指輪の刻印ありがとうございます。
作業で気をつけていること、
工夫していることなどお聞かせください。
(A)レーザー刻印は失敗ができないので、毎回
モンタージュのイメージを作ってお客さんに
確認したり、急ぎの注文でも慎重に
時間をかけて作業しています。
単純な作業ですが意外と繊細で、焦ったり
手早く仕上げようと
すると必ず小さなミスが出てしまうので、
どんな簡単な内容でも集中して行っています。
新商品や個別注文のデザインをする時は、
お客さんの求めるものがなんなのかを
考えつつ、どうしたら職人さんが
作りやすいかにも重きをおいています。
(Q)最後に日本の皆さんにメッセージを
お願いします。
(A)日本からもっとも遠い国からこうして
私たちの商品をお届けできることを
とても嬉しく思います。
製品一つ一つを大切に手作りしていますので、
ぜひ末長く愛していただければ幸いです。


素晴らしいアーティストでもあるジョンさん。
興味がつきません。
繊細なレーザー刻印と、このインタビューからも
わかるように、顧客ひとりひとりのことを考えて、
誠実に細やかに
お仕事をされているのが日々伝わってきます。
以上がジョンさんへのインタビューです。
ひょんなところからパラグアイに渡航し、
就職、結婚。
パラグアイのPALOSANTO MIDORIから、
オーダーしていた
グリーンパロサント のリングが届きました!

オーダーしていただいた皆様、
ありがとうございました。

PALOSANTO MIDORI の工房で、職人さんが
ひとつひとつ丁寧に作ってくださいました。
届いたリングを並べてみると、それぞれ形も違うし
木目も色も違いました。
手作りの美しさを感じる繊細なリングです。
リングにはオプションとして、イニシャルの刻印も
希望者におつけしました。
レーザー刻印ですが、細いリングに焼き付けるのは
とても 神経を使う細かな作業です。
その作業を担当されたのが、工房のスタッフの
ジョンさんでした。

この方がジョンさんです!
ジョンさんについては、MIDORIの社長の
立川さんの大学の後輩で、立川さんに誘われて
パラグアイに行き、そのまま一緒にお仕事を
していると伺っていました。
時々商品の問い合わせをしてサンプルを
作成した際の着用モデルとして登場。
私としては、経歴とお名前とMIDORIでの
立ち位置がとても気になる人物でした・・・。
↓この時は、パロサントの大玉でロザリオを
試作していただいたものを着画したもの。
さすがに苦笑いなジョンさんでしたね・・・。

それはさておき、気になっていたジョンさんに
インタビューさせていただきました。
地球の裏側で頑張っている若者のお話を
ご一読ください!
(Q)ジョンさんは本名ですか?
どちらの国のかたですか?
(A)本名は 相川 勇樹 と言います。
群馬県出身の純日本人です。
パラグアイで日本人の名前は馴染みが薄いので、
みんなに覚えてもらいやすいよう Jon と名乗って
います。
由来は身につけている丸メガネで、これが
ジョン・レノンモデルというところからきて
います。

(Q)パラグアイには立川さんに呼ばれて来て
そのままパラグアイ人の方と最近ご結婚された
ということでおめでとうございます。
立川さんの出会いとパラグアイに来た経緯を
簡単に教えてください。
また奥様との出会いもよろしければ
お聞かせください。
(A)立川さんとは大学の同じ研究室で、2年違いの
先輩後輩という関係です。
研究室の教授は学生を海外で働かせ色々と
経験を積ませるビジョンを持っていて、
チャンスがあればどんどん後押しを
してくれる方でした。
私もそんな先輩方の姿に憧れて海外で働きたい
という気持ちを持っていました。
実際、学生の時にベトナムの建築事務所へ
インターンに行ったこともあります。
そんな中、ちょうどパラグアイで働いていた
立川さんにお声がけいただき、パラグアイに
来ました。
奥さんとの最初の出会いは共通の友人で、
何度かみんなで遊ぶうちに仲良くなったのが
きっかけです。
私は絵を描くのが好きなのですが、彼女も
アーティストだったので意気投合しました。
MIDORIで働いていた時期もあり、今は
SNSなどの広告や
動画編集をするデザイナーとして働いています。

奥様とのツーショット
(Q)パラグアイに初めて来たときの感想と今の
パラグアイへの思いをお聞かせください。
(A)当初はパラグアイについてすらもよく知らず、
とにかく海外にでたい!という若者特有のパワー
だけで来ましたので、もらえる仕事を
がむしゃらに頑張ろうという気持ちでした。
日本のような便利さやほしいものがすぐ手に
入るような環境ではありませんし、新しい
ことをどんどんやっていこう!といった
国全体のモチベーションみたいなのが
少ないのですが、そこが実はパラグアイ
らしさなんだなと考えています。
世界情勢がどんどんとイノベーションされ、
日本も隣国との関係が常に緊張状態が
あるなかで、おおらかに社会が進んで
いくことに 安心感を感じています。
このパラグアイらしさはこの先もずっと
続いてほしいなと思います。
(Q)グリーンパロサントを立川さんと発見したとき
のご感想、
ジョンさんにとってのグリーンパロサントとは
何ですか?
(A)元々は建築・デザインの仕事としてパラグアイに
きたので、まさか自分達で木工のブランドを
立ち上げてここまで成長させるなんて考えても
いませんでした。それなので 、最初は珍しい木が
あるんだなぁ程度の感想でしたね。
それから少しずつ商品を作りながらパロサントに
ついて調べたり、実際にチャコへ行って木を
見たり、インディヘナの村を訪れて彼らの
生活を体験したりと、背景や抱える問題を知るに
つれて貴重さを感じるようになりました。
(Q)ジョンさんにとってPalosannto Midoriという
会社とは。
ミドリではどういったお仕事をされているの
ですか?
(A)1から成長を共にしてきたので、パラグアイの
生活で築き上げてきた一つの結晶と表現
しましょうか。
ただの仕事としての側面ではなく、さまざまな
ものが詰まっています。
立ち上げ当初は立川夫婦と私の3人しか
いませんでしたので、デザイン、製造、
パッキングなど全てを行っていました。
嬉しいことに現在は仲間が増えたので、
新商品や個別注文のデザイン製作、
レーザー刻印、品質チェックなどの担当を
しています。

写真左からジョンさん、立川さん、立川さんの妻
いずみさん、営業マネージャー峯さん
最初は峯さん以外の3人で工房を立ち上げた。

現在は工房の仲間が増えて、アットホームな雰囲気。
信頼できる仲間と日々製作している。
(Q)奥さんの手料理で一番好きなものを教えて
ください。
(A)どの料理も好きなので一番を決めるのは難しい
ですが、心に残っている料理は、ラザニア、
豚汁、オリジナルラーメンの3つです。
(Q)指輪の刻印ありがとうございます。
作業で気をつけていること、
工夫していることなどお聞かせください。
(A)レーザー刻印は失敗ができないので、毎回
モンタージュのイメージを作ってお客さんに
確認したり、急ぎの注文でも慎重に
時間をかけて作業しています。
単純な作業ですが意外と繊細で、焦ったり
手早く仕上げようと
すると必ず小さなミスが出てしまうので、
どんな簡単な内容でも集中して行っています。
新商品や個別注文のデザインをする時は、
お客さんの求めるものがなんなのかを
考えつつ、どうしたら職人さんが
作りやすいかにも重きをおいています。
(Q)最後に日本の皆さんにメッセージを
お願いします。
(A)日本からもっとも遠い国からこうして
私たちの商品をお届けできることを
とても嬉しく思います。
製品一つ一つを大切に手作りしていますので、
ぜひ末長く愛していただければ幸いです。


素晴らしいアーティストでもあるジョンさん。
興味がつきません。
繊細なレーザー刻印と、このインタビューからも
わかるように、顧客ひとりひとりのことを考えて、
誠実に細やかに
お仕事をされているのが日々伝わってきます。
以上がジョンさんへのインタビューです。
ひょんなところからパラグアイに渡航し、
立川さんとの出会いが大きく人生を変え、
そして グリーンパロサントとの出会いもまた
人生の厚みをお若いながら増していっている
ような気がします。
いまのMIDORIの姿は工房のおひとり
おひとりの努力の結晶。
どんな人にも転機があり、それを切り開く
のは自分自身。
力強く着実に細やかに。
PALOSANTO MIDORIの製品から
伝わってくる人の力!
これからもnadaはご紹介していきたいと
思っています。
そして グリーンパロサントとの出会いもまた
人生の厚みをお若いながら増していっている
ような気がします。
いまのMIDORIの姿は工房のおひとり
おひとりの努力の結晶。
どんな人にも転機があり、それを切り開く
のは自分自身。
力強く着実に細やかに。
PALOSANTO MIDORIの製品から
伝わってくる人の力!
これからもnadaはご紹介していきたいと
思っています。
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